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メビウス について

勤めていた個人薬局が買収されたことをきっかけに、ECサイトでの独立に挑戦! 同じようにネットショップで独立を希望している人、調剤薬局で保険外収入を検討している人へ役立つようにノウハウを提供しています。

薬のネット販売(特定販売)には店舗が必須!許可の条件とおすすめの立地条件まとめ

一般用医薬品(OTC)をネットで販売する特定販売を行うには店舗販売業の許可が必要です。

つまり実店舗がないと特定販売はできません。

特定販売は薬局開設許可又は店舗販売業許可を有する有形の店舗で、開店時間が1週間当たり30時間以上などの要件を満たした者のみ実施可能



そこで私が特定販売で独立しようと決めた時、まずはいい店舗がないか探すことから始めました。

店舗販売業の構造基準を確認

特定販売はどの店舗であっても、許可がおりるわけではありません。

店舗の許可条件を見落としてしまうと、賃貸の契約をしても許可がおりなかった…ということになるのでここでしっかり確認しておきましょう。

店舗面積は13.2m²以上

店舗販売業の大きな許可条件が店舗面積です。

店舗面積が13.2m²以上ないと他の条件をすべて満たしていても許可がおりないので、店舗面積はきちんと確認しましょう。


ただ13.2m²以上の店舗面積であっても、ギリギリの店舗はおすすめしません。

なぜなら更衣室、トイレ、事務室などの面積は店舗面積に含まれないからです。

販売する商品を店内に置くことも考えると、店舗面積は最低でも25~30m²以上あったほうがいいと思います。

床面から天井までの高さが2.1m以上

この条件は見落としがちなのですが床から天井までの高さにも基準があり、2.1m以上が必要です。

これは物件情報だけでわかることは少なく、内覧して実際に測った時にわかることが多いので確認を忘れないようにしましょう。

換気が十分であり、かつ清潔である

この条件に該当しないことはあまりないとは思いますが、窓も換気扇もない店舗は店舗販売業の許可に通りません。

また築年数がたちすぎて修繕が必要な状態の店舗では許可はおりないので、注意しましょう。

特定販売を行うのにおすすめな立地条件

調剤薬局で独立するなら病院の門前に店舗を構えるのが好条件となりますが、主に特定販売を行う場合は病院の近くに構える必要がありません。

ただ特定販売という特性上おすすめのポイントはいくつかあるので、ここで紹介したいと思います。

本州の店舗がおすすめ

規模の広い話しとなりますが、店舗を構えるなら本州がいいです。

というのも沖縄や北海道、離島などから商品を発送するとなると配送料が他のネットショップと比べて高くなってしまうからです。



そして本州の中でもおすすめの地域は

1位⇒関東地方

2位⇒関西地方

3位⇒東海地方

となります。

このランキングは人口に関係していて東京や神奈川県を含む関東地方が1位で、次に大阪や京都を含む関西地方となります。

人口が多い⇒配送する回数が多くなるので、発送地域までの距離が近くなり配送料金が安くなるこれらの地域に店舗を構えるといいでしょう。

3位に東海地方を選んだのは関東、関西の中間地点だからです。

東海地方ならどちらの地域に送るとしても配送料金は平均的になるので3位としました。

郊外や田舎だと賃料が安い

主にネット販売をする場合、店舗は都会である必要がありません。

もっといえば駅近、住宅地のそばなど人通りが多くなくても大丈夫です。

なのでできるだけ広く安く店舗が借りられる、郊外や田舎で物件を借りるようにしましょう。

郵便局、ヤマト運輸が近隣にある

ネット販売業が軌道に乗ってくると1日に数十件もの商品を送ることになります。

このときに利用するサービスが郵便局とヤマト運輸です。

※すでに佐川急便、西濃運輸などで特約契約できている人はそちらのサービスを利用しましょう。

その時に郵便局やヤマト運輸までの距離が遠いと発送業務が大きな負担になります。

ヤマト運輸は集荷をしてくれますが、その分配送料金が上がってしまいます。

そして郵便局は集荷サービスを廃止してしまいました。

なので郵便局やヤマト運輸は借りる店舗の近くにあるといいですね。

特にゆうゆう窓口のある郵便局だと営業時間が他の郵便局に比べて長めなので、できたらゆうゆう窓口のある郵便局の近くに店舗を借りるのをおすすめします!

貸店舗の探し方

それでは特定販売をする店舗を探していくのですが、私が使ったのはアットホームです。

アットホームの貸店舗検索

他のサイトの貸店舗検索サイトも使いましたが、アットホームが一番検索検索数が多く検索条件も複数設定できるので効率的に検索できました。

私と同じように特定販売をする店舗を探している人は、ぜひアットホームで検索してみてください!

私が契約した店舗

実際に私が契約した店舗はどのようなものなか気になる人もいると思うので、概略となりますが紹介したいと思います。

  • 場所:東海地方
  • 賃料:5.5万円
  • 店舗面積:約40m²
  • 駐車場:無料
  • 郵便局まで車で約10分
  • ヤマト運輸まで車で約10分

実家がもともと田舎だったので、その周辺で物件を探しました。

こちらの物件は以前町の電気屋さんをやっていた店舗で、その時の倉庫や棚も使えるとのことでお得に借りられました。

田舎すぎて郵便局はゆうゆう窓口ではありませんが、車を使えばそこまで遠くないので及第点かなと思います。

まとめ

今回は薬のネット販売(特定販売)における店舗についてまとめてみました。

店舗販売業の許可を得るためにいくつかの条件はありますが、クリアするハードルはそこまで高くありません。

おすすめの立地条件も参考に、あなたにぴったりな店舗を探してみましょう!

薬剤師がECサイト(ネットショップ)で独立しようと思ったきっかけ

薬剤師といえば調剤薬局やドラッグストア、病院などで働くことが多いです。

そんな中なぜ薬剤師である私メビウスがECサイト(ネットショップ)で独立しようとしているのか、疑問に思う方が多いと思います。

そこで今回は私がECサイト(ネットショップ)で独立を目指したきっかけについて話していこうと思います。

薬剤師がECサイト(ネットショップ)で独立しようと思ったきっかけ

早速ですが、私がECサイト(ネットショップ)で独立しようと思ったきっかけについて話していきます。

勤めていた薬局がM&A(買収)される

私はECサイト(ネットショップ)で独立を考える前は、個人薬局で働いていました。

職場環境はそこまで悪くなく、患者様も一部厄介な人はいましたがそれはどの店舗でもありえることで、働く環境はよかったと思います。



しかし年が明けて数日後、突然社長の口から

「この薬局は○○(チェーン薬局)に買収されます。」

と言われました。

しかも次の日からすぐさま体制が変わることに…。

私は個人薬局の時から管理薬剤師をしていたためM&Aされた後も管理薬剤師を継続することになったのですが、M&Aにより体制が変わったため業務も大幅に増えました。

それでも慣れない報告書に四苦八苦して提出しましたが、何も本部からはフィードバックはありません。

何のためにやっているのか、日々疑問を持ちながら業務をこなしていました。



ただチェーン薬局になることで急病で休んだ時のヘルプが来てくれるとメリットもあると期待もしていました。

しかし結局どの店舗も忙しいとのことで誰かが休んでもヘルプはきませんでした。

また個人薬局の時は処方箋による調剤を主にやっていましたが、本部からは決められたOTCをいつまでに売るようにとノルマが課せられました。

これが有名・人気の商品ならまだ売れやすいのですが聞いたこともない無名のOTCのため販売するのは難しく、結局は自腹でいくつか買わなければいけませんでした。



そんな中、個人薬局の時から働いていた事務さん、薬剤師が1人また1人と辞めていくようになりました。

人が辞めるということは、残っている人の負担が増えるということです。

もちろん管理薬剤師である私に1番負担がかかってきます。

この時期からもうこの薬局では働いてはいけないと思うようになり、自分がどうすべきか考えるようになりました。

転職よりも独立か

薬剤師は昔に比べれば求人は減ってきていますが、まだ他の職種に比べれば転職はしやすいほうです。

転職サイトを調べると薬剤師専門の転職サイトというものもあります。

なので私もこの状況を変えるための行動として、まず初めに浮かんだのが転職でした。

しかしチェーン薬局を好まない私がまた個人薬局に転職したとしても、また勤め先が今回のようにM&Aをされたら同じことの繰り返しとなってしまいます。

それでは意味がないと考え何か方法はないかと考えたところ、独立はどうだろうかと考えました。

門前薬局の開業はお金、コネがないと厳しい

薬剤師が独立する方法で一番多いのが、病院の近くで開業する門前薬局です。

この方法は病院の医師の評判にもよりますが、成功する確率は高いと思います。

ただ私は門前薬局を開業する資金もなければ、院外処方をだそうとする医師との知り合いもいません。

門前薬局の開業を支援するサービスもありますが、こちらも仲介手数料が高額で私には払うことはできないでしょう。

もう一つの薬局のあり方として面薬局で幅広く処方せんを受け付けるという方法もあります。

しかしこちらは持ってきてもらえる処方箋の枚数予測を見誤れば1日0枚となってしまう可能性があります。

特定販売で独立できないだろうか

それでも何か自分で独立してできることはないか、色々と調べていると特定販売という方法を見つけました。

特定販売というのは、きちんとした定義でいうと

薬局・店舗に貯蔵・陳列している一般用医薬品又は薬局製造販売医薬品(毒薬又は劇薬であるものを除く。)をインターネット、カタログ、郵便等により販売すること

で、つまりインターネットで一般用医薬品を販売するということです。

これなら医師とのコネも必要なく、また高額な調剤器具(分包機は数百万以上)もそろえる必要はありません

特定販売なら薬剤師としての資格も生かし、独立も叶うのではと思うようになりました。

ネットでの販売は経験済み

ここ最近ではやっていませんでしたが、実は昔にAmazonやメルカリ、ヤフオクで商品を販売したことがあります。

やっていた内容ですがまずは自分が不要なものをメルカリやヤフオクで販売してネットで販売するとはどういうことなのか体験してみました。

そしてネット販売に慣れてきたらどこかに買い物に行ったときに、Amazonの販売価格と価格差があれば仕入れて販売していました。

この方法は副業で数万円手に入れるにはいいのですが、如何せん仕入れるために遠出することが必要なので本業とするのは難しいのではと思っていました。



しかし先ほどの特定販売となれば話は別です。

許可がおりれば販売する商品は問屋、卸業者から仕入れられるので遠出する必要がなくなります。

しかも問屋、卸業者であればある程度安く仕入れる可能性が高いので、ECサイト(ネットショップ)で独立しようと考えるようになりました。

まとめ

以上が薬剤師である私メビウスがECサイト(ネットショップ)で独立しようとしたきっかけ、思いとなります。

特定販売による独立が成功するのか、正直わかりません。

不安でいっぱいですが、一生懸命頑張りたいと思います!